07/09/03


ありがとう、タンタン!
ありがとう、夢をありがとう、タンタン!
さようなら、タンタン!




orz



この辺で退場かな、と思いつつも、
ラストまで当然の如く登場していたので、
次の巻までは安泰かなぁ‥とホクホクしていたおりましたら。
ラストにて、一気に突き落とされる悲しみよ‥。

中盤で退職発言もありましたが、
それがまたどんでん返しに繋がるのかと思っておりましたのにアイタタ。
まぁ、国や秀麗のどんでん返しには繋がったようなので。
複雑ですけど、秀麗が無事で嬉しいやら、それでも悲しいやら‥はわわ。
準レギュラーを好きになると切ないのです。
影月スキーさんらを見習って、これからも伝説の監察御史(笑)を応援し続けます!
でもやっぱり悔しいから、
双花スキーさんたちに 「よかったね」 と嫌味のひとつでも‥(やめなされ




と、まあ、たぬタンはちょっと置いて。
今回は前回にいやまして萌えどころが多いので、ページ数順に則った感想に致します。
たぬタン、ちょっと待っといてねハァハァ




ぎゃ!初っ端から玉様の出番がっ!
『賢い主婦の節約術』にウケましたが、それに付き合う玉さんも笑えます。
うんうん、飛翔さんの体が心配なんですよね。
「倒れられたら困るんですよ李侍郎の二の舞は御免ですっ」と、
ツンデレっぷりを発揮してほしいです。
それが本心のツンツンでもよいのですが^^

なんだかんだで秀麗との関係は友好みたいですね。オトナ。
いつかは秀麗のファッションにメスを入れるほどの関係になってほしいものです。



リオウくん、格好いいです。
なんだか苦労しているのに、ヘタレでなく、いい男。
十三姫とくっつかないかなぁハァハァ。
ポピーくん×ドロシーちゃんみたいな具合で。

それはともかく、「誰かの若い頃に似ている」って、
もしかして旺季さんのことでしょうか?
無視されるとわかっていても、口を挟まずにはおれなかった、若き旺季さん。
ということは、将来はああなるのでしょうか。
まさしく、ウホッ!いい男







旺季でさえ撃ち落す。
うーさま、思慮深さと忠義心と可愛らしさが同居しているところが素敵です。

思えば、劉輝に最初から忠誠心を持って接している大官はうーさまくらいですね。
それにはやはり先王の一件もあり、、
劉輝自身への忠誠心とはまた違うのやも知れませんが、
大事な人に向かってゆくだけでなく、こういった相手をあんまり蔑ろにしないで下さいね、主上;

そして、そんなうーさまが黒幕に加担している可能性は、考えないんだぜ。



孫尚書と黒大将軍‥和むな。
なんだかこの国の軍はえらい可愛らしいですね。
といいますか、官吏も軍人も愛嬌がありすぎるですハァハァ。
だからやっぱり、
八番隊隊長に似ているだなんて‥思わないんだからなっ!(ヤンデレ

だとしたら、七緒ちゃんはおうK(以下略







んでもって、今回の最強萌えシーン。
ああもう、そんなことされたら、
幼稚園パラレルとか本気でやりたくなるじゃないですかっ!



まどろむような、優しい時間、ですか。
この二年余りの時間は王や双花たちだけでなく、他の人にとっても、だったのですね。
本当に、大事なのは他愛のない楽しい時間なのですね。
しかし、
その優しい時間に彼らは恋愛指南争奪戦とか新年飲みとかやっていたのですね(笑)
面白すぎるだろ、ここの軍。



「玉座だ」
そう明確に答えた旺季さんですが。
これは玉座を簒奪することを指しているのでしょうか。
それともまた、何か別の事柄を指しているのでしょうか。

後者は、明らかに雪乃先生によるみすりーど?ですね。
いいの、アタイ、騙されたい!
いつも驚くほどヒョイヒョイ引っ掛かっておりますが、なにか?

それにしても、旺季自身が玉座に着くのと、
他に後継者を据えるのではまた話も違ってくると思うのですが、
この場合は一体どちらなのでしょうか。
旺季は後者のタイプだと思うのですが、本文を読む限り本人が着くようですね。
旺季が処刑されたりしたら、本気でヘコむと思います。



前回に引き続き、
皇毅と秀麗の掛け合いは可愛らしさが加速してゆくばかりで御座います。
お婿に逝きたい…!
しかし、ほとばしる熱いパトスにも関わらず、

もはやツッコミ不可能です。

例え、この場に他の面子がいたとしても、

清雅:静観、晏樹:見世物小屋気分、
タンタン:命惜しさ以前に、もどかしくて言葉に出来ない

御史台、というよりも、貴族派は本当に可愛らしいですねハァハァ。



葵一族が、まさかそこまで衰退していたとは‥。
てっきり、皇毅を始め、幾人かは生き残って、細々と暮らしているものだと思っておりましたのに。
「頭と体」発言により、ようやっと、お金どころか、
土地も屋敷も文化も一族も誇りも根こそぎ奪われていたことを理解しました。
そうですよね、リオウくんが「まだ生き残っていたのか」というような発言をしましたよね。
王による誅滅とは、そういったことを指すのですよね‥。

「頭と体」しかないという理由で、資蔭制を選んだ二人。
ということは、葵一族が潰されたのは三十年近く前のことなのですね。
まだ若い彼が同族の骸を見て、何を思ったのでしょうか。

皇毅はあくまで冷静に、彩八家の現状を捉えているようですが、
こんなお取り潰しの憂き目に遭ったのなら、
彩八家の変わらぬ栄華をコンチクショウ!と思う筈ですよね。
ただ、それを前面に押し出しても自分に不利になるだけと理解しているだけで。
清雅にしろ晏樹にしろ、噛みつくわけですね。

ただ、彩八家以外の貴族は殆ど取り潰されたのですよね、
けれども、官吏の多くは彩八家以外の貴族だと思うのですが、
彼らが貴族派についている、という描写もないですよね。
単に書いていないだけなのかもしれませんが、なんとなく気になります。







旺季が「貴族らしい貴族」て…!
「KIZOKU OF KIZOKU」ってか!ハァハァ
旺季様、素敵‥と悶える私の脳裏には、コーヒーをソムリエの如く味わう旺季が‥。
所詮私の『貴族』なんて、たかが知れたものです。



そして朔洵晏樹の出自。
マジでダークホースですね、この方は。
あんまりにもあからさま過ぎて、
枠から外したくなるほどのダークホースです。
この『養子』というのが、一体何処に繋がるのか、こちらも気になります。
旺季か縹家かはたまた公子や王家に繋がるのでしょうか。

まあ、どちらも零落したお家柄の子息。
けれども一方は古き血統の生き残りで、もう一人はその血を継がされた養子ってなんだか燃えます。
晏皇は夏の午後の書庫や蔵のようです。
外のきつい日差しのせいで、くっきりとわかる明暗。
肌でわかる温度差。何処となく漂う古い馨り。
静かなのに、何か不思議があってもおかしくない、奇妙な雰囲気。
ワオ、耽美。



ここで茶朔洵ですか。
朔洵にしろ、縹家にしろ、引っ張りますね。
縹家はしゃあないと思うのですが、朔洵はどう出るのでしょうか。
影月のように八仙に目をつけられたのか、はたまた縹家か。
朔+秀大好きですので、どれだけ引っ張っても構いやしないのですがハァハァ



書き置きパパン…!

うわあ、本当に邵可さんは大事なこと以外は惚けてますね!ハァハァ
その後の主上との会話もかかかかわゆ‥
なんでしょう、もう本当に可愛らしいのですが。
そして娘も娘で書き置きですか。
本当に素敵な家族です^^






燕青が御史台に‥っ(笑)
もし加わることになるとすれば、ますます貴族派はおもろいことになりますね。
ツッコミ要員(※タンタン)も抜けたことですし、
誰にも止められない暴走トレイン…。

そして相変わらず容赦のない静蘭が素敵です。
舌鋒の鋭さにはますます磨きがかかり、『ズルしー』など庶民の言葉を使うことで萌え度を上げている‥
完全無欠のつんでれになる日は近いですね‥ゴクリ。

このふたり、やはりふたりでいるときが一番気安いようですね。
『一番』の相手に一途に向かってゆくふたりだからこそ、
『一番』でない関係がいいのかも。

ってゆか、二号機。

十年以上前に、半年間行動を共にした静蘭が、二号さん。

このトキメキをどうにかしてくれ。








皇毅がどんどん受け臭く‥
こいつはサドじゃないよ、不思議ちゃんだよ!
その気まぐれハートぷれいぼーいの晏樹くんをも悩ませるんだよっ







タンタン一家‥和むなぁ
父・天然、母・正統派ツンデレ、息子・ツッコミ
黄金のバランスに成り立つ家族だと思います。



悠舜と凛のラブっぷりがハァハァ‥
二人の結婚生活に、やっとこの素敵カップルが生身の人間であったことを実感しました。
なんと云いますか、
私の中で悠舜は賢く優しく、適度に人間味も持ち合わせた、『完璧』な人間だったのです。
それに併せて、きっと結婚生活も充実しているのだと思っておりました。

現実的に考えて、んなわけないですよね。
あれだけ仕事に忙殺されて、謀略に神経張り巡らせて、王たちに気を遣って。
そりゃあ帰宅したら無口になるし寝台に倒れこみます。
確かに、家庭にとって良い旦那様ではないでしょうけど、
だからといって、そういった人だって幸せな家庭を望むのは当然のことだと思います。
あれだけの重責を負いながら、何故それほど誠実でいられるのか…
でも悠舜さんは今、息抜き出来るような国を目指して頑張っているんですよね。
格好いいです。

そして凛さんが素敵妻過ぎる‥。
「彩雲の女性は男勝りすぎて、女らしくない」と偶に2ch等で見かけますが、どこがじゃーい。
うわあ、こんな女性になりたい‥はわわわ。
今まで完璧すぎと思い込んでいた悠舜さんを、今回の件で好きになりました!ハァハァ
まあ、腐女子が好きになるイコール…
なので、悠舜さん目をつけられて逆に可哀相ですねっ^^





紅男さん、もう隠居された方が。

今までのファンタジー路線なら、その仕事ぶりもむしろ萌え要素だったのですが、
お話が真面目になるにつれて、笑えなくなってきてます‥。

税金がこの大官に使われてるって思うと‥!f^^
真面目に仕事するようになれば百人力なのですが、
気まぐれで、やる気をなくしたら放り投げそうですし‥うむむ。

悠舜の消耗っぷりを考えると、こいつが辞めりゃいーじゃん、と思うのですが、
悠舜が『考えを変えさせよう』としているということは、
それでも朝廷で必要、ということなんですよね。
なんだか金八先生と非行少年見ている気になってきました。
学ラン黎深ですと?
け、けしからん…!!ハァハァ







瓢箪から駒、悠舜の出自。
晏樹の口ぶりから察するに、紅家によってえらい目に遭わされたお家柄なのでしょうか。
しかし、天つ才と謳われる黎深が、
晏樹が知っている悠舜の情報を知らないというのは‥?
龍蓮の万能ぶりを鑑みるに、黎深が知っていてもおかしくないと思うのですが。
なんなんじゃろて。





こうして、王都居残り組みが荒れるなか、三章に続くのですっ。